お歳暮の挨拶は?メールでもいい?困ったときの例文を紹介!
年末の日本独特の習慣のお歳暮。
お歳暮は今年お世話になった方に感謝の気持ちを表すものですよね。
では贈りものをするだけでいいのでしょうか?
お歳暮の挨拶について詳しくご紹介していきます。
お歳暮は挨拶を兼ねている?
年末といえばお歳暮の時期ですよね。
あなたは準備は出来ているでしょうか?
お歳暮は遅くとも12月20日ごろまでに、
発送、到着するようにするとよいでしょう。
ではこのお歳暮、品物をどう相手の手元に届くようにしますか?
郵送ですか?
それとも直接持参しますか?
直接持参する際は、お礼の言葉や新年の挨拶も兼ねてお渡し出来ますね。
面と向かって言葉で伝えることが出来ますので、
送り状や挨拶状はなくても良いかもしれませんね。
しかし、遠方の方で郵送でしかお歳暮をお届け出来ない場合、
品物だけが届いたら、あなたはどう思いますか?
何だか少し悲しい感じはしませんか?
やっぱり言葉で伝えられない以上、お手紙で感謝を伝えることが良いと思います。
こうした場合の手紙を挨拶状や添え状、送り状と言います。
これらを品物と一緒に送るだけで、倍以上感謝の気持ちは伝わるでしょう。
そしてタイトルの「お歳暮は挨拶を兼ねているか?」ということで言えば、
私は兼ねることなく別でしっかり挨拶をするべきだと考えています。
少しの気遣いが、これからのお付き合いにも影響していくと思いますので、
お世話になった人だからこそ、挨拶状は省かずにしっかりと添えましょうね。
お歳暮の挨拶文でお困りの方のための例文集
では、どのような内容で挨拶文にすればよいのでしょうか?
いろいろなシチュエーションでご紹介します。
◇会社の上司などの目上の方へのお歳暮
「いよいよ年の瀬も押し迫り、何かとお忙しくお過ごしのことと存じます。
○○様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
今年も未熟な私どもにご厚誼いただき、誠に有難うございました。
つきましては、○○様への感謝の気持ちを込めまして、
心ばかりのお歳暮の品を贈らせていただきました。
ご笑納いただければ幸いに存じます。
今後とも、いっそうのご指導のほどよろしくお願い申し上げます。」
◇親しい方、親族や友人などへのお歳暮
「◯◯様
いよいよ年の瀬も押しせまってまいりましたが、
ご家族の皆様にはお変わりございませんか。
おかげ様で、こちらも一同、何事もなく過ごしております。
本日は、日頃の御礼と歳末のご挨拶代わりに、別便にて◯◯をお送りしました。
ご笑納いただければ幸いです。
寒い日が続きますので、お身体を大切に、皆様おそろいで新年をお迎えください。 」
相手によって、言葉の言い回しも変わってきますので、
間違えないように注意しましょう。
最近のお歳暮の挨拶はメールでもいい?
ここで気になるのが、近年の携帯電話やスマホの普及によって生じてきた疑問です。
それは、「挨拶はメールで済ませてもいいものか」というところです。
これは日ごろの関係でいけば、もしかしたら相手も嫌な気はしないのかもしれません。
ということで、関係性によってはメールでもいいということです。
しかし、ここで大切にしてほしいのが「書面で伝わる想い」です。
メールで済ませてしまえば、一瞬で相手に伝わります。
しかし、書面、挨拶状となると準備が必要ですよね。
この相手を思って時間をついやしたというところで、思いが伝わるはずなんです。
特に上司の方や、特にその年お世話になった方へは、必ず挨拶状で行いましょう。
せっかく日本に残された風習であるお歳暮を贈るならば、挨拶もこれまでの書面で送ってみましょう。
もし同じ部下からお歳暮がいくつも来た上司さんがいて、その中でメールで済ます人、書面にする人がいたら、好感が持てるのはどちらでしょうか?
答えは明らかですよね?
今の世の中は便利なもので溢れています。
しかしそんな中で、日本の大切な習慣は変えずに残していくことも大切なのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
お歳暮に添え状や送り状が必要なことご存知でしたか?
出来ることなら、メールで済ますことなく、
書面にした方が好感が持てるでしょう。
些細なことですが、日本の伝統を大切にしていく必要があると思います。