梅干しの簡単な作り方、その効果と保存方法!低塩で健康管理!
梅干しも作る人によって様々な味になったり、食感になったりすると思います。
今日は、私がいくつか試した梅干しのレシピの中で一番簡単で、
小さな子供からお年寄りまで食べられる低塩梅干し、オススメのレシピをご紹介させていただきます。
梅干しの作り方
使用する梅の種類と大きさは、南高梅のできれば大きめの粒(3Lとか4L)です。
粒が大きいととても柔らかくジューシーに仕上がるのでオススメですが、
価格も高めで数的にはあまり作れないので手頃なサイズ・お好みのサイズをオススメします。
梅 1kgに対しての分量です。
例えば梅を10kg漬ける場合には、それぞれ10倍の分量をご用意ください。
塩 80g
酢 150cc
ざらめ 150g
前準備として、梅干しを漬ける樽(容器)・重石は、酢やお酒などで消毒しておくことをオススメします。
①お好みの梅を購入。(種類等にもよりますが、
南高梅の場合は黄色く色づいて熟してきたタイミングが良いかと思います。)
②梅をひとつずつ丁寧に水で洗い、楊枝などでへたをとります。
(表面を傷つけないように丁寧に処理をしてください。へたは無理に取らなくても良いと思います。
傷をつけたりすると最終的につぶれた梅干しになる可能性が高いです。)
③水洗いした梅をざるにあげ水を切り、ひとつずつキッチンペーパーなどで拭きとり、
漬ける樽(容器)に順番に並べていきます。
④樽(容器)に梅が入ったら、材料を上からかけていきます。
⑤梅・材料が入りましたら、梅の使用料の約3倍位の重石をのせます。
この際、漬物用の樽などを使用する場合は重石の前に
蓋の一回り小さい位の落とし蓋があると思いますので一緒に入れても大丈夫です。
⑥重石を入れた状態で3日程置くと水分が上がってくるので重石を取ります。
⑦重石を取ったら蓋をし約一カ月位漬けます。(私は、6月末に漬けて、土用の丑のころに干し始めます。)
⑧一か月位漬けこんだら、大きめのジップロックの袋に梅と梅が浸かる位の漬け汁を入れます。
この梅と漬け汁が入ったジップロックの袋を日向に置き約2週間干します。
時々、裏表を変えてあげてください。
⑨約2週間干したら袋から出して、お好みの容器に入れて保存します。
(干し具合は、お好みで決めてください。また食べるのはこの時点でもおいしいですが、
1か月位寝かせるとまろやかになっておいしくなります。)
梅干しの効果
梅干しは、特に暑い季節にお弁当・おにぎりなどにいれると殺菌効果などがあり
腐りにくいことはご存知の方も多いと思います。
他にもクエン酸が、疲労回復・疲れにくい健康な身体を作ってくれたり、
梅干しの酸味が消化管に刺激を与えて胃や腸の働きを活発にしてくれたりもします。
また女性には嬉しいことに、梅干しを食べて血流を良くすることで美肌や血管の老化を防いでくれたり、
余分な脂肪を燃やしてくれるので便秘や下痢を解消しダイエットの助けにもなるそうです。
暑い夏の汗をかいた時、スポーツをして汗をかいた時などは、
水分だけでなく塩分も失われているので補給が必要です。
そんな時も梅干しの塩分・糖分が大活躍してくれます。
先にも述べましたがクエン酸の疲労回復効果で疲れ知らずの身体を作れると思います。
他にも老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を抑える性質をもつなど女性だけでなく
老若男女、全てのひとに良い効果をもたらす万能の食品だと思います。
梅干しの保存について
梅干しの保存方法もお好みで大丈夫だと思いますが、
やはり長い期間安全に保存するには涼しいところ、
直射日光に当たらないところをオススメします。
余裕があれば冷蔵庫が一番安心かもしれません。
私は、酢やお酒で消毒した瓶(市販で売っている梅酒を作る瓶や
100円ショップの瓶など用途に合わせていくつか使用します。
冷蔵庫用・長期保管用の大瓶などです。)に干した梅と漬けた時の漬け汁(梅酢)を一緒に入れます。
すぐに使う分は、小瓶に入れて冷蔵庫入れ、保存用は大きな瓶に入れて
キッチンのシンク下などに入れておきます。
この方法でも何かトラブルが無い限り長期保存が可能です。
私が今保存している梅干しの長寿は6年目ですが、問題なく食べれていますし、
年数がたてばたつほどまろやかになっておいしく感じますが、
今よりも長い期間置いておいしく食べれるかはまだ未知の世界です。
まとめ
以上、私のオススメの梅干しレシピです。
準備するのに少し費用はかかりますが、
沢山作れば梅干しを都度購入するよりお得でおいしく、楽しいのでオススメします。
慣れればお好みの味にしてみたり、
塩分を調整して健康管理にも役立つと思いますので、ぜひお試しください。