お歳暮の時期とマナー|贈るのはいつからいつまで?お返しはどうする?
お歳暮の時期が近くなると社内で送り先の選別などが行われます。
総務部が担当する事が多いと思いますが、部署歴が短い若手社員には大仕事です。
日頃お世話になっている方々への感謝の気持ちを
会社を代表して手配するのですからミスは許されません。
贈る際のマナーに気をつけて先方に失礼の無いように行いましょう。
お歳暮を贈る際、気をつけるマナーとは。
贈り先は法人、個人とあります。
先方がどのような人なのかをしっかりと把握して贈る品を決めましょう。
先輩や前任者からのアドバイスを聞くことも大事です。
値段的には1件につき、大体3,000円から5,000円くらいで収める事が多いようです。
法人あて
・従業員みんなで分けてもらえるようにビールやお菓子など
・来客に使ってもらえるようにコーヒーやお茶など
個人あて
・家族で食べてもらえるハムやソーセージなど
・贈る相手の嗜好品
乾物や長期保存が可能な物は早くから贈っても良いですが、
足の付きやすい生鮮類はなるべく遅めに贈る方が良いでしょう。
不在で配達業者が持ち帰るような事にならない為に、
法人ならば営業時間内に。個人ならば休日や夜間は避けるように
お届け時間を設定する方が良いです。
お歳暮を贈る時期はいつからいつまでが良いのでしょうか。
このお歳暮の風習は江戸時代には行われていたと言われています。
昔は相手先を訪問して手渡ししていましたが、
今では宅配で贈る方法が一般的になっています。
時期的には12/13頃から12/20までに贈れば良いとされています。
気をつける点は関西と関東では贈る時期が異なっていると言う事です。
・関西は12/13から12/31
・関東は12/初旬から12/31
取引先の住所がどこなのかを把握し、
贈る時期に間違いの無いように手配してください。
贈り先がたくさんあって一括で手配したい気持ちもあると思いますが、
贈り先の習慣に添った時期にお届けできれば印象は良くなると思います。
どちらも12/31までに届けば良いとされていますが、
相手方に年末に届いてバタバタさせるのを避ける為に
今では11月下旬頃から贈り出す人が多いようです。
贈る予定の方からお歳暮が先に届いた時お返しをする時期は?
お歳暮の贈り先から贈る前に届いた場合はどうすればよいでしょうか。
まずは何よりも先にお礼の手紙を書く事が優先されます。
総務で一括してお歳暮の管理をしている会社ならば、
手紙ではなくはがきを使用する事が多いと思います。
お歳暮の品が届いた事を告げ、お礼の言葉を添えます。
最後に会社の代表者の名前を記載し、
できればその日のうちにポストに投函します。
お歳暮の品が届いてから2、3日の内に相手へのお礼状が届くようにします。
(会社の休日を挟んだ場合は最短日で)
代表者との仲が親しい間柄である場合や、代表者が直接お礼がしたい。
と言う場合は届いた日に電話でお礼を言うのも良いです。
お歳暮が入れ違いになる場合もありますが、
お礼状は出す方が望ましいです。
お歳暮の準備をしていない相手から贈られてきた場合は、
頂いた品よりも高価な品か同等の品を贈れば良いでしょう。
それもなるべく早めに行ってください。
まとめ
お歳暮は1年の締めくくりの仕事です。
企業間では経費削減の為にお中元を取りやめて
お歳暮のみにする会社も多くなってきています。
担当者にはプレッシャーにもなりますが、
スムーズに仕切り年内の大仕事を立派に完了させてください。
取引先が多い場合はまとめる事も大変ですが、
あなたがまとめ役としてリードして行く事が他の部署や会社の為になります。
大きな仕事をこなして一歩成長してください。
応援しています。