雛人形の処分はみんなどうしてる?やり方や時期、費用はどれくらい?
子供も大きくなったし雛人形はこれで見納め・・・
でもこの雛人形どうすればいいの?
雛人形の処分について詳しく調べてみました!
雛人形処分の仕方のあれこれ!
雛人形は代々引き継がれ、自分の親から子へ、
そして孫へと大切に飾られてきました。
しかし子供も大きくなり、
もう飾らなくなってきたし更に次の世代へは難しそう・・・
思い切って処分してしまおう!
・・・でもどうやって?
こんなに大きなものの処分、そして愛着のある雛人形、
人形には魂が宿るというし、どうやって処分するのが正しいのでしょうか?
処分の仕方を詳しくご紹介します。
◇知り合いへ譲る
元々雛人形はとても高価ですよね?
その分本当にしっかりしていて、
何十年と使ってきてもまだまだ古びた感じはせず使える状態。
処分するより、知り合いに譲ることも出来ます。
◇売る
今はネット社会です。
オークションやアプリで、雛人形を売ることも可能です。
またはリサイクルショップでも買い取ってもらうことが出来ます。
更に、海外でも雛人形はインテリアとして人気がありますので、
そう考えても売れる可能性はとても高いと言えます。
◇寄付
老人施設や児童養護施設へ寄付することも出来ます。
税金で動いているこういった施設には、とても喜ばれますよ。
雛人形処分時期はある?
では処分をするとなった場合、
ふさわしい「時期」というものはあるのでしょうか?
粗末な処分の仕方をすることをためらう雛人形だからこそ、
時期も少し気になりますよね。
こちらも調べてみました!
正式には、処分の時期に決まりはないようです。
今まで処分を考えたことがある家庭や、
今後処分する予定の家庭を例にご紹介します。
◇お嫁に行くとき
昔は雛人形は花嫁道具とされていました。
最近では結婚するからと言って、
新居に雛人形を持っていくという習慣はあまり見られません。
しかし元々の風習を考えると、
お嫁に行くときが処分の時期としてもいいのかもしれませんね。
◇飾らなくなったとき
子供が雛人形に興味を示さなくなったときも、ちょうどいい時期であると思います。
処分に悩んでいたとき、子供に委ねて処分を決めたという家庭もありました。
◇ボロボロになったとき
代々引き継いできた雛人形で、
次の代へは引き継げない状態になったとき、
ここで処分してしまおうと決めたという人もいました。
確かに、子供の厄払い、成長を願う雛人形がボロボロでは、
新調する決断に至るかもしれませんね。
雛人形処分の費用はどれくらい?
処分方法としては、考えてみると実に様々な方法がありますね。
人手に渡すことから、ゴミとして廃棄するなど・・・
ですが、いずれにしても気になるのが、「人形供養」についてでしょう。
不用品として廃棄する場合は特に気になりますが、
人手に渡す場合もやっておいた方がいいのかはその人の判断ですね。
では、この人形供養の費用はどれほどかかるのでしょうか?
人形供養は、供養したあと、炊き上げで処分してくれます。
その費用はまちまちですが、
だいたい3000円から5000円ほどが一般的のようです。
設定金額がないお寺もあり、
その場合は本当に気持ちでということのようです。
また現在では、郵送・宅配で人形供養を行ってくれる業者がいます。
多くの場合が箱単位でいくら、という設定をしており、
こちらも3000円からが多いようです。
他にも「人形供養代行サービス」という協会もあり、
一律5000円で人形供養を行ってくれます。
集まった人形は、
年に一度10月に行われる東京大神宮人形感謝祭にて、一斉に供養されます。
まとめ
雛人形は代々親が子供時代から使用してきたもの、
更にはそれ以前から受け継がれてきたような伝統あるものです
。
雛人形を処分する際には、感謝を込めて、
是非ゴミとしてではなく、
お世話になった大切な品として処分したいものですね。