大人気!沖縄料理の定番ゴーヤチャンプルー
最近夏野菜として人気のゴーヤですが、ゴーヤを使った料理といえばゴーヤチャンプルーです。
沖縄地方の方言であるチャンプルーは、混ぜ合わせたものという意味で、
ゴーヤと他の野菜や豆腐、ひき肉などを混ぜて炒めたものならなんでもゴーヤチャンプルーになります。
ゴーヤチャンプルーとはどんな料理?
ちょっとほろ苦いゴーヤが病みつきになるゴーヤチャンプルーご飯のお供として
夏バテにも最適。栄養満点のゴーヤチャンプルーとはどんな料理なのでしょうか。
ほとんど野菜炒めですが、大きな違いといえば一般的なゴーヤチャンプルーには豆腐が入っている点です。
沖縄では島豆腐を使用することが多いですが、島豆腐は県外だと手に入りにくい食材なので、
他の豆腐や厚揚げなどで代用することもできます。
野菜はもやし、玉ねぎ、キャベツ、にんじん、キノコ類なんでも一緒に炒められます。
豚肉を混ぜることが多いですが、沖縄ではスパムも多く使われます。
その他にもコンビーフやツナを材料にしてもよいです。
また、卵や麩などを一緒に炒め合わせたり、そうめんを入れたりするものもあります。
ゴーヤチャンプルーの作り方
ゴーヤチャンプルーの作り方はいたって簡単です。
ゴーヤの苦味が苦手な方は、調理の前に苦味を和らげておくのがオススメです。
この下処理をすることで、小さなお子さんも美味しく食べることができるはずです。
下処理といってもとても簡単で、種とワタを取り除き、2~3ミリくらいの厚さに切った後、
ゴーヤ1本に塩小さじ1ぐらいをよくもみこむ、
または塩2分の1に砂糖小さじ2をプラスして同じくもみこみます。
たったこれだけで苦味が取れるのでとてもお手軽です。
ゴーヤチャンプルーはとてもシンプルな料理で、
味付けも和風だしだったり、塩・こしょう・しょう油だけだったりと簡単です。
ここでは一番シンプルなゴーヤチャンプルーの作り方を紹介します。
まず、豆腐を切ります。豆腐はかなりしっかり炒めた方が美味しいので、木綿豆腐がオススメです。
水切りをした豆腐を適度な大きさに切ります。
肉を合わせる場合には豚肉がオススメですが、スパムやひき肉でも美味しいです。
野菜はお好きなものを。にんじんやピーマンを入れると彩りも良く出来上がります。
香ばしく仕上げるためにごま油で豆腐を炒め、焼き色がつくまで炒めたらいったん取り出します。
次に豚肉とゴーヤ、野菜を炒めます。塩・こしょうで味付けをし、
最後に溶き卵を入れます。卵はぱらぱらとさせずに、
入れたら少し置いて大きめの炒り卵を作るような感覚で混ぜていきます。
最後にしょう油で味を調えたら出来上がりです。
短時間であっという間に作ることができます。
楽しく簡単にアレンジ
そもそもゴーヤは100グラムあたり17キロカロリーと低カロリーな野菜です。
糖質も高くなく、ビタミンCが多く含まれている野菜です。
しかし、油の吸収率は結構高いので、ゴーヤチャンプルーとなると多少カロリーアップはします。
とはいえ、ゴーヤチャンプルーは野菜をふんだんに使え、
豆腐や豚肉、卵などの比較的低糖質な食材を使うので、ダイエットにも向いています。
夕食はこれをメインにすれば、かなりヘルシーな食卓になるのではないでしょうか。
ゴーヤチャンプルーは、色々とアレンジもきくので楽しいです。
もし、ゴーヤチャンプルーが余ってしまったら焼きそばの具材として使えば
ゴーヤチャンプルー風焼きそばに、また、片栗粉を混ぜて少しとろみをつけて、
ご飯の上にかければゴーヤチャンプルーのあんかけ丼になります。
さらに、てんぷら粉をつけてかき揚げをつくり、温かいおそばやそうめんにトッピングするのも美味しいです。
麺類では、変わり種ですがパスタに麺つゆで味付けしてあえるとゴーヤチャンプルーパスタの出来上がりです。
また、おかずとしてはピーマンの肉詰めの要領でピーマンの詰めて焼いたり、
オムレツの中身をゴーヤチャンプルーにしてみたりするのもおすすめです。
苦味が気になる場合には、卵を甘く味付けすると良いです。もちろん朝ご飯にも使えます。
食パンに乗せて、チーズをトッピングしてトースターで焼けばチーズがとろーりして、
ピザのようなゴーヤチャンプルートーストの出来上がりです。
時間の余裕がない朝でも簡単に作れてオススメです。
これらのようにいつものゴーヤチャンプルーを少しアレンジすることで、
パターンが広がり、より楽しみながら食べることができます。
まとめ
夏野菜として、時期になるとスーパーでも頻繁に見かけるようになったゴーヤ。
実は家庭菜園でもとても簡単に作れると評判の野菜です。
全国的に身近な野菜になりつつあり、簡単に手に入るようになったからこそ、
ゴーヤを使った料理としては地元沖縄の定番であるゴーヤチャンプルーははずせません。
美味しくゴーヤチャンプルーを作れるようになったら、きっと毎日の食事も楽しくなるはずです。
栄養満点で夏バテでも美味しく食べられるゴーヤチャンプルー、色々と野菜を変えて作るのもいいですね。
意外にも色々なアレンジもききますから、多めに作ってチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
朝昼晩、ゴーヤチャンプルーを美味しく食べて夏を乗り切りましょう!