便秘に効く食物繊維を多く含む食品と、その効果的な調理法とは?
食物繊維は便秘に効果があると言われていますね。
今回はその理由や、食物繊維を多く含む食品をご紹介します。
一番便秘に効果がある食品は何でしょうか?
食物繊維が便秘に効く理由とは?
便秘になると食物繊維を摂取するといいと言われていますね。
病院での診察でも説明があるほど、
食物繊維は便秘に効果があるとされています。
では食物繊維が便秘改善に効果があるのは、なぜなのでしょうか?
そもそも食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」という種類があります。
この種類は文字通り、水に溶けるか溶けないかです。
それぞれ同じ食物繊維でも働きは異なります。
水溶性食物繊維は、腸内で水分を抱え込み、
必要ないものを体外へ排出させる働きがあります
逆に、不溶性食物繊維は、腸内で水分を含んで数十倍に膨らみます。
このため腸が働いていない場合は、腸を刺激し排便を促します。
どちらも便秘に効果はありますが、便秘の症状によって取るべき食物繊維は変わってきます。
前者は全く排便がないような便秘、お腹のハリに効果があります。
後者は排便はあるけれど、
固く少量しか出ないという場合に効果があるといえます。
食物繊維を多く含む食品とは?食物繊維で便秘は治る!
ではどんな食品を食べれば食物繊維を摂取できるのでしょうか?
食物繊維を豊富に含む食品をご紹介します♪
◇海藻類
こちらは水溶性食物繊維です。
腸内環境の改善のみならず、生活習慣病の予防などにも良いと言われています。
◇おから
おからは100グラム摂取するだけで、
1日の食物繊維摂取量を摂れてしまうほど豊富な食品です。
カロリーも低いので、お肉の代わりに使うとよいでしょう。
◇豆類
ごぼうやサツマイモよりも豊富に含まれています。
中でもいんげんやひよこ豆は特別多く含まれており、
サラダや煮物など使える料理の幅も広いので摂取しやすいでしょう。
◇アボカド
実は食物繊維が多い食品です。
しかも水溶性・不溶性がバランスよく含まれているので、
100グラム摂取するだけでいい感じに食物繊維が取れます。
食物繊維を含む食品はたくさんあります。
ですが、100グラム当たりに含まれている量が少ないと、
量をたくさん食べなければならないので大変です。
出来るだけ100グラム当たりにたくさん含まれているものを選び、
効率的に摂取しましょう。
食物繊維を効果的に摂取する方法とは?
食物繊維の多い食品をどう調理するかによって、
摂取できる量も変わってきますよね。
おすすめの調理法をご紹介します。
◇牛肉ごぼう
ごぼうは食物繊維が豊富ですね。
そこに牛肉を合せることによって、
牛肉のメチオニンが食物繊維の働きを活発にしてくれます。
◇ひよこ豆
ひよこ豆は水煮でも売ってます。
サラダの上に乗せて食べることで、野菜にも食物繊維が含まれているので、
同時にたくさんの食物繊維を摂取できお手軽です。
忙しい朝にもおすすめ♪
◇しいたけとこんにゃくの甘辛煮
しいたけとこんにゃくはほとんどカロリーがありません。
ですからどれだけ食べても太る心配もないうえに、
水溶性と不溶性の食物繊維なので1品でバランスよく摂取できます。
◇きな粉バナナ
お子さんが便秘のときによいレシピです。
まだごぼうやアボカドが食べられない赤ちゃんにも、
このレシピで便秘を解消させてあげることが出来ます。
食物繊維の、水溶性と不溶性のバランスが1:2だととてもいいバランスとされています。
このバランスを食生活に取り入れられれば、毎日スッキリ出来るでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
便秘は食物繊維によって改善できますが、
摂り方や水溶性・不溶性を間違えると効果がない場合もあります。
自分の症状をしっかり把握して、食品を選ぶようにしましょう。