女性の強い味方乳酸菌!乳酸菌が便秘にいいのは何故?
よく耳にする「乳酸菌」。
でもこれって何に効果があるのか、そもそもどういった成分なのか。
乳酸菌のあれこれ詳しく調べてみました!
便秘にはどんな成分が効果的なのか
女性に多い悩み「便秘」。
しかもこの便秘はあまり病気として捉えられていません。
しかし便秘は慢性化しやすく、
そして慢性化すると改善させることができるまで繰り返し起こる特徴があり、
自然に治ることはあまりありません。
便秘はどうしたら改善されるのでしょうか?
便秘に効く成分を摂取することが、日常生活で出来る改善方法です。
どんな成分が便秘に効くのか、ご紹介します。
◇食物繊維
食物繊維は人の消化酵素では消化されない成分です。
したがって、消化管をそのまま通り抜けることで排便を促します。
◇酵素
酵素には代謝酵素と消化酵素というものがあります。
このうち、消化酵素は食べ物の消化と吸収が行っています。
ですから酵素が不足すると、この消化・吸収がうまく行われず排便がストップしてしまいます。
◇乳酸菌
便秘の原因は腸内環境の悪化であると言われています。
この腸内環境を整えてくれるのが乳酸菌です。
乳酸菌とはどんな成分?便秘にいいのは何故?
今回は、便秘に効果があると言われる「乳酸菌」にスポットを当てご紹介していきます。
そもそも何故乳酸菌が便秘に効くと言われているのでしょうか?
乳酸菌のとは、ブドウ糖から乳酸を作り出す能力を持つ細菌を総称してそう呼ばれています。
この乳酸菌には、現在確認されているだけで600もの種類があります。
しかしこの600種類の乳酸菌は、それぞれ性質も生きられる環境もバラバラです。
大きく分けて「通性嫌気性」と呼ばれる酸素があっても生きられる性質の乳酸菌、
「嫌気性菌」といって酸素があるところでは生きられない乳酸菌に分かれます。
代表的な乳酸菌を少しご紹介します。
・EC-12
・クレモリス菌
・LGG菌
・ヤクルト菌シロタ株
・ラブレ菌
性質は違いますが、実はどれも便秘に効果があると言われています。
乳酸菌が便秘に効く理由は乳酸菌の性質にあります。
・腸内で腐敗物を生み出す悪玉菌を抑え込み発酵を促進
・免疫力の活性化
・腸を整える
これらの働きによって、便秘が改善されるというわけです。
乳酸菌はどうしたら摂取できる?
乳酸菌が便秘に効果があることは分かりましたね。
ではこの乳酸菌、どうしたら体内で働かせることが出来るのでしょうか?
人間の体に存在する乳酸菌には限りがあり、食生活や加齢によって減少していきます。
これをどう増やしてあげればよいのか。
それは、食事によって乳酸菌を摂取する必要があります。
乳酸菌が含まれたものをご紹介します♪
◇はっ酵乳(ヨーグルト)
一番一般的に乳酸菌を簡単に摂取できる食べ物ですね。
ヨーグルトには1mlあたり1000万個以上含まれているものがあります。
それは、ハードヨーグルトや飲むヨーグルトで摂取できます。
◇ナチュラルチーズ
チーズにはナチュラルチーズとプロセスチーズがありますが、
生きた乳酸菌を含むのはナチュラルチーズです。
成分表を確認し、チーズを購入するようにしましょう。
◇発酵バター
発酵バターとは、普通のバターとは違います。
生クリームやバターを乳酸菌で発酵させてあります。
まとめ
乳酸菌は便秘改善に必要な働きを、腸がしっかり行えるようにしてくれる成分です。
日常でも乳酸菌は簡単に摂取できます。
意識的に取り入れるようにすることで、便秘解消に期待が出来ます。